2019年4月16日火曜日

2019年「シャンパーニュの春」試飲会4日目


2019年春の試飲会4日目は、
「Artisans du Champagne」
会場は、シャトーホテル、レ・クレイエール。



テラスでサーモンやハム、チーズが供される。
これも楽しみの一つ。
試飲会の会場選びは、参加者のためでもあるけれど、
どのような場で自分たちのシャンパーニュを飲んで欲しいかという
生産者からの提案でもあると思う。

市中心部から車で10分ほどある
レ・クレイエールで試飲会をするのは、
生産者の自信と誇り、
そしてもちろん少量(グラス二杯分まで)の飲酒運転が合法な
フランスだからこそ。



モンターニュ・ド・ランスの粘土・石灰質の土壌の上に
砂質の土壌があるのがLUDEの特徴と。
HURE FRERES。
果実味豊かなバランスのよいロゼのGONET MEDEVILLE。

他にも
DEHOURS &Fils
Alfred GRATTIEN
NICOLAS MAILLART
Frédéric SAVART
など試飲するものの、
話もできないほど
人がいっぱいだった。

2019年「シャンパーニュの春」試飲会3日目

2019年春の試飲会三日目朝は、
この試飲週間を始めたTerres et Vins。

いつもと同じトー宮殿ながら、
上の広間は展示会中とのことで、
今年は半地下でより暗い。
スター生産者揃いで、
訪れる人も多く、メモも写真も余裕がない。



ブースに入れなくなって、外でシャンパーニュをつぐ
ブノワ・タルラン。
素晴らしい作り手な上に、
変わらない気さくな人柄が魅力。

エマニュエル・ブロシェ。

パスカル・ドケの家族。
次の世代に継承中。
継いでくれる子供がいて、本当に幸せだ、と。
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午後は前日のオーブの生産者と同じ会場の
Passion Chardonnay。シャルドネの生産者の会。






この会に行った目的は「GUIBORAT」
二つ星レストラン「レ・クレイエール」でも
お薦めの生産者。
「ブドウの中にすべてがある。
だから、できるだけ手を加えない」

2019年「シャンパーニュの春」試飲会2日目午後

2019年春の試飲会2日目午後は、
今年また会場を変えた
BULLES BIO。
その名の通り、ビオの生産者の会。


47もの生産者が参加する人気の試飲会で、
窓のない場所柄、熱気で飽和状態。
足早に数生産者のみ挨拶かねて試飲。

大柄でどこにいても目立つ上、
サービス精神も旺盛なヴァンサン・ラヴァル。
この笑顔だけれど、昨晩から早朝にかけての
ブドウの蕾の氷結が心配とのこと。

自慢のTシャツなので、もう一枚。

セバスチャン・ムゾンも素晴らしい作り手。
Verzy村で栽培の7品種をブレンドしたキュヴェを
2015年から作っている。市場に出るのは2021年予定。
試飲した2018年のヴァンクレールが
シャンパーニュとして
市場に出るのは2024年。


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代替わりがあったGAIFFE-BRUNは
前当主の娘婿ダヴィッドが「僕の最初の子供」と
2016年ピノ・ノワール100%を嬉しそうに紹介してくれた。
ビオ・ディナミを取り入れ、
肥料にハーブティを用い、醸造室にはクラシック音楽を流す。
瓶詰は6月~7月。
醸造所も新しくしたそうで、
これからもっと注目されていくはず。
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ひさびさに試飲したムニエ100%のBENOIT DEHUは
安定した、納得の、美味しさ。
華やかな果実味が口の奥に広がる。
ムニエの赤ワインもいい。
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ビュルビオを早めに引き上げ、
すぐ近くの別会場へ。
ホテルで開かれる、オーブ地区の生産者の会。
今年が初めて。




ちょうどよい空間に程よい数の生産者。
居心地よさも試飲には大切だ。
ハムやチーズ、アペリティフで参加者を歓迎。

François DILIGENTの兄弟。
一次発酵は14~15℃で何も加えずに自然発酵。
なめらかで多層性もあり、豊かな味わい。
良質のピノ・ブランの使い方がうまい。
ヨード感をうまく良い個性に仕上げている。
二人で写真撮るの、ひさびさよと応じてくれた
C.H.PICONNETのご夫婦。
ピュアで舌触り良く、センスのいい味。
ご主人はスイスの醸造所を卒業。

BROCARD PIERREのチボー。
(横から出ている手は、
隣のブースのFrançois DILIGENT)

ワイン雑誌にも取り上げられた注目の作り手。

同じ区画の中の土壌。

上記三生産者の醸造場所を見に、
オーブに行ってみたいと思っている。


2019年4月15日月曜日

2019年「シャンパーニュの春」試飲会2日目

   
2019年春の試飲会2日目午前は
試飲週間で一番美しくオーガナイズされた
MAINS DU TERROIR。

会場はランス市役所。
前の広場は工事中。今年完成予定。
2階に上がる階段も広々と美しい。市役所見学の趣。
試飲会場。市役所の一室。
大好きな生産者の一つ、エリック・ロデス。
ミネラルティが美しく、深みのあるシャルドネのヴァン・クレールが
シャンパーニュになって世に出るのは2035年とか。遠い!
ジャニソンバラドンのヴァンクレールは
ビオに移行1年目のMONTARLOT。
シャンパーニュでは、ビオに移行してから
5年経ってやっと認証がもらえる。
製品になるのがとても楽しみ。
一日だけの試飲会にこんな工夫も
ジャニソン・バラドンの素敵なところ。

アンボネイのPAUL DETHUNEは
オゾンを用いた虫よけ法を今年から取り入れるそう。
うまくいけば全ての細菌類を退治できる。
しかも、ブドウには何も不純物が残らない。
イタリアで成功している方法だけれど、
シャンパーニュではパイオニアになるのかもと。

Le Bout du Clos(クロの端)という名の区画のヴァン・クレール。
どこかで聞いた名前だと思って聞いたら、セロスと同じところでした。
クリュッグの有名な畑「クロ・ド・アンボネイ」の隣の畑。

写真には撮れなかったけれど、ここでエリック・ロデス乱入!
「TASTING OK? ENGLISH OK?」と邪魔して、
マダムに「あっちに行きなさいよ」と追い払われていた。
ロデスさんはアンボネイ村の村長、
ピエール・デチューヌさんが助役で、普段から仲良しなのでした。

7haから5万本の生産量のうち、
フランスにはランスの100本しか売られていないそう。
フランスより、日本で売られる方が素敵だもの、と。
毎年日本に行き、時にはスキーも楽しむとのこと。

ここも大好き、ド・スーザ。
2018のアヴィーズのヴァン・クレールもバランスよく、
なめらかでエレガント。
深みもあって、格別。


2019年「シャンパーニュの春」試飲会初日


初日、午前中はセザンヌ地区の生産者の会。

今年の会場はHOTEL TULIP。

生産者それぞれが他との違いを出そうと
工夫している様子が伝わった。


MARIE COPINETはブドウ畑の土地からとった
土を使った、卵型の土器で発酵・熟成。

5年前から醸造に使い、2018年からは卵型のみ」を使ったキュヴェを作る。
秋には、コトー・シャンプノワも。

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セザンヌ地区の中でも南の
DOMINIQUE JARRYは、
ブドウの葉がもう出ているそう。

表面の土は15cmだけ、その下は石灰質。
南向きの傾斜で、収穫が早い。
補糖も濾過もしない、
泡を柔らかく保つため、11℃くらいでの低温発酵。

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G.RICHOMMEは
コトーシャンプノワを
ステンレスタンク、木樽、アンフォラを
1/3ずつに分けて発酵&熟成。
300本だけ秋に製品化予定。
のど越し良く、まろやか。

コトー・シャンプノワはこの瓶になる。
トスカーナ産のアンフォラで熟成したシャンパーニュも
2016年から作り、今年秋に市場に出る。
地元紙ユニオンの取材を受けた。
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すっきりとエレガントな味わいの
DELONG MALENEは
日本に輸出が決まったそう。

注目されることの少ないセザンヌだけれど、
そして、ランスから1時間半近く、
エペルネからも1時間近くかかるので、
ビジットしづらいけれど、
DOMAINE COLLETのように
日本にファンのいる生産者もある。

セザンヌのシャンパーニュが、
もっと知られるといいなと願っている。

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午後は、「LES PETITES DES VIGNERONS INDEPENDANTS」

3年前は、会場に生産者が40以上、
訪れる人がまばらで、寂しかったけれど、
今年は生産者は30弱、
会場にたくさんの人が集まり、
4回目の成果が感じられた。


マスタークラスも開催。

「4種の岩石の上のシャルドネ」の会に参加。
同じシャルドネでも、土壌によって全く違った味わいになることを
試飲しながら学ぶ。でも、生産者も生産年も違うので、
土質の違いだけを抜き出して感じるのは難しかった。

若さを生かし、いろいろなことに挑戦するWILLIAM SAINTOT。
苗木栽培者でもある。

元ヴーヴ・クリコ所有のシャトー・ブルソーがある
20haの広大なクロのうち、4haを所有するLE GALLAIS(ル・ガレ)。
お薦めビジット生産者の一つ。
これから日本に入りそう、YVELINE PRAT。
木樽を使い、飲み心地がいい。

人柄よく、適度に情熱的で、かつ控えめで、
心地よい試飲会でした。

ランスへの入口、パリ・東駅。


ランス行のTGVが出発するパリの駅は
東駅(Gare de L'est、もしくはParis Est)

駅に20分以上前に着いていると安心。

パリ東駅外観。タクシーで正面に到着。
メトロ(地下鉄)なら、4、5、7番線を利用。


メトロで到着の場合は、「Grandes Lignes」の案内を目印に
メトロ改札を出て、さらにエスカレーターで地上階へ。

 チケットは事前購入しておきたい。

TGVは全席指定で、
満員になると乗れないシステム。

チケット価格も変動制で、
直前にかなり値上がりすることも。

それでも未購入の場合は、チケット窓口へ。



列車出発の15分前に、
出発ホームが掲示される。

左上の「Départs Grandes Lignes」がTGVなど長距離線。
右下の「Départs Ils-de France」がパリ近郊のローカル線。



1-30番線の中から出発するホームを見つけたり、
改札に行列ができていたり、
慣れていても時間がかかる。
薬局、各種ブティック、カフェ、ピアノ、
時間を潰す場所は十分あるので、
駅を楽しむつもりで早めに到着。

自由に演奏できる。

パリらしい楽しいグッズがいろいろ。


ランスにはないスターバックス!

化粧品。

薬局。

メトロの出口である地下1階には、
70サンチームで利用可能のトイレもある。

そして、今日は故障がありませんように、
時間通りに電車が出発しますようにと毎回祈る。


シャンパーニュのブドウ畑。だいぶ成熟してきました。

Hautvillersにブドウがどのくらい育ったか見に行ってきました。 区画によりますが、シャルドネは結構育ってきている感じです。 これからの天候によっても変わってくるのだと思いますが、 収穫まであと10日くらいか、 涼しい天気が続くともっと先になるのか。 収穫が近づくと生産者は...