2021年4月29日木曜日

段階的に外出制限解除

マクロン大統領が新聞社を通して発表し
フランスは5/3(月)より段階的に外出制限が解除されることがわかりました。

5/3(月)移動距離制限解除。
移動の際の証明書が不要に。

5/19(水)夜間外出禁止が
現行の19時から21時に緩和。
人数制限付きで商店、テラス席、美術館、映画館、劇場の再開。

6/9(水)夜間外出禁止23時以降に。
カフェ、レストラン、スポーツ施設再開。

6/30(水)夜間外出禁止撤廃。

 

2021年4月25日日曜日

2021年4月のVerzenayのブドウ畑

 2021年春のブドウ畑は、つぼみの氷結が話題になっている。

3月後半から4月はじめにかけて温かい日が続き、
場所によっては、つぼみが早く大きく開いた。

これは決していいことではなく、
その後また気温が下がって氷点下の朝があると
開いたつぼみが氷結してダメになってしまう。

2010年代後半はそのような年が多かった。

今年も特にセザンヌやオーブなどシャンパーニュ南部では
氷結の被害が大きかったよう。

モンターニュ・ド・ランスでも氷結被害はあったものの、
話に聞く限り、目で見る限りでも、
収穫に影響があるほどの被害ではなかったようです。

週末の朝の散歩をかねてVerzenayのブドウ畑へ。
MUMM社の風車周辺で散歩&写真撮影。


つぼみの撮影は結構難しい。
まだ小さめのつぼみ。

少し葉がでているもの、
葉が開きかけているものも。


100%格付けのグラン・クリュ畑の横でシラノはくつろぐ。


グラン・クリュへようこそ!


名家Bollingerの畑も見える。
この石碑は意外と高価だそうで、誰もが作れるわけではないようです。


早く10㎞、30㎞の規制が解除されて
いろいろな地区の畑を見て回りたいものです。

2021年4月20日火曜日

ポモドーロ式で集中・合間の散歩

 

ポモドーロ方式を毎日に取り入れることにした。
25分仕事&5分休憩を繰り返す集中のメソッド。

本来は4つ繰り返して大きな休憩になるところ、
3回で一括りにしている。

それを仲間と時間共有。
仲間とオンラインをミュートにして画面だけつながりながら、
それぞれしたいことをする。

2時間枠で最初にその時間にすることを宣言、
その後各自したいことをして、
最後に成果発表。

一人では先延ばしにしている片付けや仕事、
楽器の練習、料理、何をしてもいい。

合間の休憩は植物に水をやったり、
ストレッチや筋トレ、犬と遊ぶなど集中しないことで目も脳も休ませる。

2時間で3つのポモドーロと少しのおしゃべり。
集中できて、おしゃべりもできて、
素晴らしいシステムではないかと思う。

大きな休憩も大切。
今日は自宅から車で10分の運河に散歩に行った。

ジョギング、自転車、釣り、散歩
運河沿いの楽しみも人それぞれ。

シラノも走ったり歩いたり、立ち止まったり嬉しそうだった。





帰りに明日からの朝食の冷凍フルーツを仕入れ、
ランチ前になんだかものすごく充実した時間。






2021年4月19日月曜日

日曜の午後の散歩

 外出制限時間前の夕方、犬の散歩に出る。

戦没者の記念碑の前を通り、いつもは行かない方向へ大回り。


複合アクア施設は、中は完成しているはず。
オリンピックの水泳競技と同じ大きさというプールを持つ大きな施設。

2024年のパリオリンピックに備え、
練習場としてや控えの施設としても使われるのでしょうか。
外出制限が解ける今夏には、
利用できることを期待しています。


途中でシラノが首をかしげています。

犬かと思ったら羊だったよ。
しばらく見つめ合っていました。
シラノは羊や馬など他の動物も好き。

フジタ礼拝堂の前も通り、充実の散歩でした。









2021年4月17日土曜日

エペルネへ



フランスは10月末からレストランが閉まっていて、
正直、レストランの味が恋しくなっていた。

大好きなレストランが週末だけテイクアウトをしていると聞いて、
車を30分走らせランスから南へ30kmのエペルネの友人宅まで食事に行く。

一応、証明書を携行すれば最低限の買い物をするために
自宅から30kmまでは離れてもいいことになっている。

友人がさらに南のレストランまで15kmほど車を走らせ、
食事をテイクアウトしてきてくれた。

料理は、シャンパーニュ・ジャック・セロスの本拠地で
ホテルがあるLes Avisés のレストランより。

シェフのStéphane Rossillon 氏の料理はいつも 季節感があって、訪れるたびに舌も目も心も楽しませてくれる。
テイクアウトでもそれは変わらなかった。
前菜はサーモンのセヴィーチェとホワイトアスパラ。
コリアンダーとマンゴソースが利いている。


メインは子牛とモリーユ茸。
テイクアウトとはいえ、家で火をいれるので
温かい料理が食べられる。


デザートはチョコレートケーキとフルーツ。


食べかけてからソースを忘れていたことに気づき、
途中でソースをかけた。

食事後はエペルネの中心地を散歩。
目抜き通りのアヴェニュードシャンパーニュも歩く人は少ない。



シラノもご機嫌で散歩。

半年以上振りのフランスのレストランの味と
ひさしぶりの友人とのおしゃべり、
これまたひさしぶりの他の街を楽しんだ一日でした。











 

2021年4月14日水曜日

朝の散歩でMerfy村へ。

 フランスは現在外出制限があり、
家から半径10kmしか自由に移動できない。

ランスから半径10kmの葡萄畑は少ないのだけれど
行けないと思うと行きたくなってしまう。

今日は北のMerfy(メルフィ)村へ朝の散歩に。

仕事で生産者を訪問することはあるけれど、
散歩で行くのは初めて。


メルフィはランスから車で北に20分。
人口600人ほどの小さな村。

Petite Montagne(小さな山)と呼ばれる小高い場所にある。

役場も小さくてこんじんまりと。


数十㎞の距離でも気候の差異があり、
葡萄の発育は遅いよう。
芽もまだ固め。


シラノもたくさん走ってご機嫌。
後方にうっすら見える街がランスです。






2021年4月13日火曜日

Les Mains du terroir のオンライン・イベント

 毎年この時期はシャンパーニュの生産者のグループによる
プロ向けの試飲会があり、世界中から業界人が集まる。

去年、今年と開催されない中、
グループの一つがオンライン・イベントを行った。


開催に先立って、15生産者分の
ヴァン・クレールというシャンパーニュになる前のワインが送られてきた。

2020年が各生産者にとってどのような年だったか知るのが楽しみ。

2020年のシャンパーニュとしての味を知ることができるのは、
早くても3年後だから、
ヴァン・クレールの段階での試飲は、
関係者にとって興味深いこと。

昨年は暑くて実りの多い歳だったのに、
収穫を許可された量が少なくて
生産者には不満も残っている。


家にいながら生産者の生の声が聴ける機会はなかなかないので
一つの試みとしてありだったと思う。

フランス語が母国語でないわたしにとっては、
話に集中しなくてはいけなかったので、
試飲は後日、ゆっくりすることにした。




2021年4月2日金曜日

農業従事者によるデモ

 昨日になって急に、今日午前中のランス大通りの駐車禁止が張り出された。

理由は農業従事者によるデモとのこと。

そして今日10時過ぎからトラクターが連なり大通りが占拠された。


デモはランスだけでなく、パリ近郊やほかの地方でも行われた様子。
デモの目的は、エリゼ宮でマクロン大統領に直接
フランスの農業の窮状を訴えること。

トラクターが数十台連なっているので物々しい様相ではあるものの
騒ぎになることはない。


トラクターはしばらく停まっていたので、
間を縫って歩ける。

フランスは食料輸出国。
農業は大切な産業だ。
そして、さすがの実力行使。



https://www.lardennais.fr/id245853/article/2021-04-02/les-agriculteurs-ardennais-manifestent-ce-vendredi-matin-des-10-heures-sur-la34
地元紙のサイトにも写真やビデオ付きで。













2021年4月1日木曜日

ロックダウン前にピクニック

3日後のほぼロックダウンに備え、
心残りがないよう友人とピクニックへ。

葡萄畑やマルヌ川を見下ろすオーヴィレの絶景の地。

シラノもご機嫌。
葡萄畑を散歩。

葡萄の芽が膨らんでいました。

楽しくてピクニックのはしご。こちらはアイ村。

ロックダウン中もブドウ畑を見に行けるように
ランスから10km以内の畑をみつけよう。












シャンパーニュのブドウ畑。だいぶ成熟してきました。

Hautvillersにブドウがどのくらい育ったか見に行ってきました。 区画によりますが、シャルドネは結構育ってきている感じです。 これからの天候によっても変わってくるのだと思いますが、 収穫まであと10日くらいか、 涼しい天気が続くともっと先になるのか。 収穫が近づくと生産者は...