毎日同じところを散歩していると飽きてくる。
気分転換に、ちょっとだけ朝の犬の散歩の足をのばして
ランス大聖堂まで。
ぎりぎり自宅から散歩許可の範囲内だ。
シラノが小さい頃はよくここに来て、
裏庭で遊ばせていた。
ランス大聖堂は、フランス歴代の王が
戴冠式を上げたことで有名。
ジャンヌ・ダルクがシャルル7世をオルレアンから救い出して
連れてきたのもここだし、
太陽王ルイ14世や16世もここで戴冠式をあげている。
大聖堂の裏側。 |
隣のトー宮殿は、大司教の館で、
戴冠式前の王が準備をしたり、
式後の祝賀パーティをしたところでもある。
現在は博物館になっている。
トー宮殿裏庭と大聖堂。 |
入国制限&外出制限中で、もちろん観光客はいない。
トー宮殿正面。 |
普段は観光客も多く、
クリスマスマーケットや6月のジャンヌ・ダルク祭、音楽祭、
夏やクリスマス前のプロジェクション・マッピングなど
ここでは様々な催しがあり、
ランス市民にとって非常に親しみ深い場所だけれど
ほとんと人影がない。
ランス大聖堂正面。 |
1211年建設開始で、いくつかの火災、
フランス革命や二度の大戦などで
何度も損傷しながら、その度に修復されてきた。
いつもどこかしら修復中の大聖堂。
いつもどこかしら修復中の大聖堂。
20年後も、200年後も、2000年後も
存在し続けて欲しい。
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