2014年9月17日水曜日

シャンパーニュ・ベルジェール 2014秋 収穫

収穫の始まったベルジェール家。
約束通り、様子を見にうかがう。

ベルジェール家は自社のブドウ畑が60ha
(去年より15haも増えている!)ある上、
近隣の生産者の10ha分のブドウの圧搾も請け負っている。

ベルジェールの跡継ぎアドレリアン。
醸造室のマダム・ベルジェールと
家族同様のつきあいで輸出をサポートする
「ワイン・アンバサダーズ」のジャン・バティスト=プレヴォー。
ベルジェールのマーク入りの樽
すでにかなりの量のぶどうが運びこまれ、
圧搾がはじまっていた。

収穫作業の人のための飲み物を
掘り抜き井戸の水で冷やしている。
青空の下、そしてかなり暑い中、収穫が行われていた。


この午後は27℃。
陽射しは強いものの、
収穫する人たちは重労働を
楽しみながらやっているように見える。

ベルジェール家は、
一緒に働いてくれる人を
とても大切にしている。

2週間の収穫の間
新鮮でおいしい三度の食事と十分な飲み物を全員に用意。
毎年たった2週間とはいえ、
長年続けて来ているので、
お互いの信頼関係がしっかりしている。

笑い声もあちこちで起きている。

ブドウ畑のマダム・ベルジェール
「僕は1974年からここで働いているんだよ」
という人に出会った。
オランダ人のアルフランス。
本業はチューリップ栽培なのだそう。
毎年収穫期間だけ、ベルジェール家に働きに来る。

翌日がお誕生日というアルフランス(道)とロランス
彼は自分の希望で、二週間分の賃金を
シャンパーニュで受け取るのだとか。

収穫したブドウを肩にかついで運ぶ運搬人。
一房ごと、剪定はさみで摘み取る。
腰をかがめた作業。


2014年のベルジェールのシャルドネ。
この段階で、おいしい!
「君も一緒に働いて、夕飯も食べていきなよ」と
何人かに誘っていただいたけれど、
残念ながら、この後予定が。

マダムも「自慢の夕食を一緒に
食べにいらっしゃい」と誘ってくださったので、
もしかしたら、来週あたり。

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