Chanpagne Auguste Huiban訪問の続き。
ブドウ畑の後は、醸造所&カーヴを見学。
圧搾機は、階段を昇って、上からブドウを入れるタイプ。
ペロー・ミノー氏によると、
各メゾンでいろいろな機械を使っているけれども、
すべてシャンパーニュの圧搾機として
正式に認可を受けており、
それぞれの哲学や経済事情により、最適な機会を選んでいるとのこと。
それぞれの哲学や経済事情により、最適な機会を選んでいるとのこと。
毎回、階段を昇り降りする。 シャンパーニュは華麗なイメージだけれども、 完成までは忍耐と根気、肉体労力を必要とするハードな仕事。 そして、天候に左右されるリスキーな仕事でもある。 |
これはブドウをいれるケースを洗う機械。 一回運ぶ毎に洗う決まり。 |
お隣の醸造室へ移動。
醸造は主にステンレスタンクを用いている。
タンクへのアクセスも上から。はしごで上る。 |
タンク上部 |
今年のブドウを待つ多くのタンクと一緒に
リザーブ・ワインの入ったタンクもある。
リザーブ・ワインは、ここでは1年か2年分。
Vin de Réserve(貯蔵ワイン)はそれぞれ表示つき。 |
シャンパーニュは、
ブレンドによって、全く新しい味が生まれる、
醸造家の技術とセンスが問われる飲み物。
そのため、アッサンブラージュ(ブレンド)といえば、
少量のワインを醸造主がテーブルの上でブレンドする
クリエイティブなイメージ。
でも、その後は決めた配分のワインを
醸造タンクでブレンドしする。
これで攪拌。 |
さらにお隣、カーブへ。
公開用でないため、倉庫のような感じ。
当主エリックさんがカーヴの中に「自分で掘っちゃった」というご自慢のスペース。 |
さらにさらに奥へ、そこはパッケージ室。
箱に封をする。 |
見学を終え、試飲へ。
Huiban家の素敵なサロンに案内していただいた。
ロマンチック!窓の外に大きなお庭が広がる。 |
ペロー・ミノー氏がデギュスタシオンについて
レクチャーしてくださる。
フレッシュな香りと味わいはこんなイメージ。
最初に試飲した2008年の「ブラン・ド・ブラン」は
白い花の香りのする、フレッシュでフルーティなシャンパーニュ。
白い花、洋ナシ、オレンジ、キイチゴ。 |
二本目はペロー・ミノー氏がご持参くださった
Champagne Vergnonの2007年ヴィンテージ、Grand Cru。
ヴェルヴェーヌやシャテーヌの風味もある
深い複雑な香りと味わい。
より深く複雑な香りと味わいの広がりはこんなイメージ。
シャテーヌ(栗)はさらに熟成した下のイメージに入る。
はちみつ、くるみ、コーヒー豆、マッシュルーム、、、。 |
今回の一番気に入ったのは
2010、2011年のPinot Meunier100%のキュヴェ。
霧に霞む森の中の天使の羽ばたきをイメージさせる淡い色合いに
食事により深い喜びを与えてくれることを確信できる
滋味豊かな香りと味わい。
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