コート・デ・セザンヌの生産者グループ「SECRAIE」の試飲会が
セザンヌの市庁舎別館で開催された。
コート・デ・セザンヌの地図。 |
コート・デ・セザンヌはシャルドネの地。
今回の試飲会ではブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)のキュヴェを
中心に紹介されていた。
誕生したばかりのSECRAIE。 コート・デ・セザンヌにブドウ畑を持ち、 志を同じくする生産者だけが集まる小さなグループ。 |
特徴は白亜質土壌。 |
午前中の会場。 12の生産者が集まった丸一日かけた試飲会に、50人のみ招待したのだそう。 「どういう風に自分たちのシャンパーニュが受け止められるか、 大切に始めたかったんだ」と。 |
ランスに住んで3年半になるにも関わらず、セザンヌに行くのは初めて。
ランスから車で1時間15分。
まだ「知る人ぞ知る」というイメージがある。
結果は、行ってよかった!
意欲的で、自然にこだわり、未来に向かって
新しい試みをしようとしている素晴らしい生産者たちに出会うことができた。
写真と紹介は北から順に。
CHAMPAGNE DELONG のマルレーヌ(右)とダミアン夫妻。 ノン・フィルター、天然酵母、5年熟成の「Cuvée ESPRIT Nature Chardonnay」が素晴らしい。 |
CHAMPAGNE Bertrand DOYARD。ブドウ栽培にについて熱く語ってくれた。 |
CHAMPAGNE Michel MARCOULT。 今回唯一、PN100%のキュヴェも紹介していた。 アカシア樽熟成の「Les Carabins」 |
CHAMPAGNE Pierre LAUNAY。 三人の兄弟で造っている。強面だけど、優しく心地いい味わいのシャンパーニュ。 |
CHAMPAGNE G. RICHOMME。 「2015年は日本とも取引があったよ」と。 |
(Copyrigyt DOMMAINE COLLET - Champagne) DOMAINE COLLET - CHAMPAGNE。 昨年ランスで開催されたPASSION CHARDONNAYの試飲会で出会った生産者。 兄弟三人で畑、醸造、マーケティングとそれぞれ担当。 SECRAIEの発起人であり、試飲会の運営もしている。 コート・デ・ブランなどに比べ知られる機会の少ない コート・ド・セザンヌのシャンパーニュをもっと知ってもらいたいという 並々ならぬ熱意が感じられる。 |
Champagne Cédric GUIOT。 ドザージュ10.8g。ちょっと甘めに感じられるが、 「顧客達がこのくらいが好みなんだよ」と。 |
今回一番嬉しい出会い。 CHAMPAGNE DOMINIQUE JARRY。 自然の本質を活かしたワイン造り。 ドザージュなし。でもドザージュの欄に2g、3gと表記されているのは、 自然にもたらされた糖度。ピュアで力強い。 人気も高く、90%は長いつきあいの顧客に、10%はパリのレストランに。 |
果実味豊かな味わいが印象的なChampagne COPINET。 |
このラベル、大好き。 |
チャーミングなカップル、Champagne Benoît Cocteauxのエレーヌとブノワ。 どんな質問にも二人で仲良く答えてくれる。 |
Champagne BARRAT MASSON。
写真は後日のもの。ルイックとオーレリー。この日はオーレリーのみ。
ビオの「Fleur de Craie」はブドウ畑に石灰質の土壌が白い花のように見えるからと名付けられた。
前回会った昨年のBulles BIOは10月で、8月のデゴルジュマンから日にちが浅かったので、
「今日はもっといい状態で味わってもらえるわ」と。
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----------------- Champagne Frédéric TORCHET --------------------
日本にも輸入されている。
2015年はとてもよい年だったけれど、ちょっと酸が足りなかったかも。
しっかり熟成させた方がいいように思う、と。
-----------------------------------------------------ありがとう!この一歩が豊かな実りをもたらしますように。 Merci à tous pour cet événement très réussi et qui permettra de mieux connaître les excellents Champagnes du vignoble des coteaux du Sézannais !!! |
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SECRAIEのHPはこちら。
http://secraie.fr/