2020年4月30日木曜日

外出制限45日目@ランス、フランス

 朝から曇り空で、早めに犬の散歩。
肌寒いけれど、清々しくもある。


20時過ぎて急に雨が降ってきた。
風も強くて嵐の勢い。
でも、同時に虹も出て。

外出制限下、いろいろあった中。
今日はきっと忘れられてしまうような一日。
でも、身体を鍛えたり、
ピアノを弾いたり、弾き方を学んだり、
普通の積み重ねが大事だったりする。

なんとなく、今日はとても
大事な日だったんじゃないかと思う。

2020年4月29日水曜日

外出制限44日目@ランス、フランス

早朝6時から(日本は13時)、
オンライン・ピアノ弾き合い会に参加。

5時台に起きるのはめったにないことだけれど、
目覚ましが鳴る前に起きた。
早朝のランス。
外出制限があるからこその企画。
日本で演奏される方、聴いてくださる方、
私も演奏者として参加した。

弾いたのはフランスの作曲家
エリック・サティの「グノシエンヌ」。

革新的と言われたサティだけれど、
今朝のように、フランスの家庭で弾かれながら、同時に
日本の家庭で聴かれる日が来るとは想像もしなかったに違いない。
「室内装飾音楽」とサティ自身が称したジャンルに
似合った楽しみ方な気がする。

20年後、200年後には、どんなサティの楽しみ方があるだろうか。

外出制限43日目@ランス、フランス

15時過ぎの首相演説で、
5月11日の外出制限解除以降の基本方針が発表された。

学校関係は5/11から保育所、幼稚園、小学校が再開、
5/18から中学校。中学校に関してはマスク着用義務。
高校より上の学年に関しては未定。

小さい子供たちから解除になるのは、
そうしないと親たちが働けないからだ。
フランスでは、小学校までの子供を
大人なしに家に留めることは禁止されている。
医療従事者の子を優先、クラスの人数制限、登校の自由などあるものの、
学校から再開という点が優先された。

5月11日から商店の営業も再開。
マスク推奨。マスクをしてない客に関して、
商店側は入店を拒否することができる。
レストランやカフェ、映画館、コンサート会場などについては
6月以降、再開時期未定。

100㎞以内の外出には申請書が必要なくなる。

引き続き10人以上の人が集まる行為は禁止。
複数人が必要なスポーツも禁止。

仕事も当分、在宅勤務推奨。通勤の場合は時間差推奨。
公共交通機関は仕事に行く人優先で、マスク義務。
座席は一人置き。
Taxiなどに関してもマスク義務。

外出できる範囲が広がったこと、
一般の商店が開くことが大きな違いだ。
10人までなら、人と会うこともできる。

ただし、感染者が深刻な県に関してはレッドゾーン認定され、
その場合は別の措置になるとのこと。

ランスの属するマルヌ県はどうなるだろう。


2020年4月27日月曜日

外出制限42日目@ランス。フランス

シラノにTシャツを着せてみた。
動きづらそうだけど、可愛い。

写真だけとって、すぐ脱いで、
お散歩だ!






2020年4月26日日曜日

外出制限41日目@ランス、フランス

外出制限下のフランスの生活について、
日本の方にオンラインでお話しする機会をいただいた。

ドイツとイタリアの方と合同で
私はフランスの状況、
どうやって制限下での生活を乗り越えたか、
日本は大丈夫ではないかと思う理由、
実際に新型コロナウィルスに感染したらという内容で
お話させていただいた。

私の経験をお話することが、
少しでも誰かの役に立つなら嬉しい。


今回のことで、いつもとは違う経験をたくさんしている。
来週はオンラインでピアノ弾き合い会。


2020年4月25日土曜日

外出制限40日目@ランス、フランス

今日のランスの日没は20時52分。

20時半ごろ出発した夕方のような夜の散歩。

ヴェルジュー博物館の庭園。

外壁にジャンヌ・ダルクの500年記念碑。
1429年、イギリスとの100年戦争中、
オルレアンに包囲されていたシャルル7世をランスまで案内し、
戴冠式をあげさせた功績を讃えて。


ヴェルジュー博物館。

すぐ近くの後援

市役所のを遠くから。
公園脇の道。一回りして帰るころには暗くなりかけていた。

遠くに市役所が見える噴水。


2020年4月24日金曜日

外出制限39日目@ランス、フランス


和風の夕食をとって、21時半過ぎから夜の散歩へ。
この時間に出かけるのは久しぶりだ。

大聖堂を独占。


人のいない大聖堂前広場。

大聖堂左側。

人通りのない、ランス中心街。


薄切り牛肉、白菜、海藻サラダ、みそ汁、黒米入りごはん。
異国ではこれがご馳走!

2020年4月23日木曜日

外出制限38日目@ランス、フランス

時間ができたので、マスクを作ってみた。
上が私用、下二つが夫用。
上と真ん中はそれぞれハンカチとパジャマを切って、プリーツ型。
下は古いカラージーンズを使って立体型。
間にガーゼなどを挟めるように二重にしてある。

作ってみると意外と簡単。
何よりジャストサイズで、布が顔に心地いい。

早速付けて犬の散歩に。


2020年4月22日水曜日

外出制限37日目@ランス、フランス


写真は地元紙「ユニオン」の記事から。
2018年から2020年の、それぞれ3月1日から4月6日の期間に亡くなった人の数。
県別に上から医療施設、高齢者施設、家、合計の順だ。.

@Union
この表から簡単に何かを論じることはできない。

亡くなった人の数は、去年と比べて多いけれど、
一昨年と比べるとそれほどでもないとか、減っているところもあるとか、

新型コロナで亡くなった人がいる一方で
交通事故で亡くなった人は少なくなっているかもしれないとか、
あれこれ推論はできるけれど、あくまで限定的。

それぞれ県の人口も違えば、
病院の規模や果たす役割も違う。
外出制限が出たのは3月17日以降で、
その影響もどこにどのように表れているのか。

それでもこの表が妙に心を動かされたのは、
ここに数として表れているのは、つい最近まで
今住んでいるところの近くで、生きていた人たちなんだと思ったから。

そして、新型コロナ・ウィルスで亡くなった人もいれば、
やはり外出制限以降減ったという交通事故で助かった命もきっとあって、
運命はわからないものだと緊迫感を持って思ったから。

人生の不思議さ、厳粛さをこの表に見た気がした。

こちらは3つの県で、新型コロナウィルスが原因で4/21現在
入院中の、集中治療中の、亡くなった、退院した人の数。


2020年4月21日火曜日

外出制限36日目@ランス、フランス


ジャニソン・バラドンのグラン・レゼルブ。
長い熟成による深みが心地いい。
ロゼと共に、気に入っているシャンパーニュの一つ。

3週間後の今日は、外出制限が解除されている予定だ。
私はその日をどのように迎え、過ごすだろうか。

レストランやバーはまだ開かないし、
すぐに必要なものもないから、その日に買い物は行かないだろう。
すぐに人と会うこともしないと思う。
だとしてもその日は、今日と同じではないはず。

駅前のプロムナードを夫とシラノとゆっくり歩き、
あるいはちょっと遠出するかもしれない。

家でしみじみシャンパーニュを味わうかもしれない。

感染の心配がなくなるわけではないし、
要注意の日々は続くのだろうけれど、
3週間後のその日を楽しみにしている。

2020年4月20日月曜日

外出制限35日目@ランス、フランス

昨日の夜はシラノを走らせるために、車で街の外に出た。
検問にあったら、ガソリンを入れに来たことにしようと言って。
自然の中に身を置くことは、犬にとっても人間にとっても大切なこと。
20時でこんなに明るい。


2020年4月19日日曜日

外出制限34日目@ランス、フランス

今朝の散歩は近くの工事現場へ。
新しい市営プール、コンサート会場などが予定されているところ。
プールはだいぶできていたけれど、建設が進んでいないところも。

ランスは2000年にわたる歴史的建造物があるため、
掘れば遺跡に当たりやすい。
ここはおそらくガロ・ローマ時代の遺跡。
考古学者の査定などが入るはずだが、
外出制限下では延期はやむを得ないのだろう。


次に見えてきたのは、Clovisというマスタードの会社の工場。
かすかに酸っぱいにおいがする。




売り物のマスタードやビネガーのではない大量の容器を発見。
本来の業務を止め、消毒液を病院などに配るために詰めているのかもしれない。


工事現場の先は、元段ボール工場の劇場。
車ではよく通るが、歩いてこれる距離だった。
今はまだ道が通っていないけれど。


工事現場に積み上げられた土砂は白い。ランスは土壌が石灰質だから。



今まで気が付かなかったシャンパーニュ・メゾンも発見。
 近所でも知らないことがたくさんある。


2020年4月18日土曜日

外出制限33日目@ランス、フランス

ウィルス対策の工夫はいろいろ。
今日行ったスーパーではショッピングカートの殺菌をしていた。


外出制限解除が5/11と決まったものの、
どのように生活を戻していくのか、大きな課題が残っている。

ランス市があるマルヌ県(人口56.7万人)では
快復している人が増え、入院患者は減っているようだが、
これまでに161人が亡くなっていて、まだその数は止まっていない。

学校を開始することは、親たちが働くためには必須だけれど、
子供たちの衛生教育、給食など課題も多い。
ちょっと前に遊び過ぎて、シラノは車でパパの買い物待ち。
感染対策が万全ではない場合、
公共交通機関の職員たちは働くことを拒否するだろう。

一度解除して感染が広がった場合、
再度の外出制限となると、国民の心理的打撃も大きい。

一方で倒産する会社、閉店するレストランも多く予想され、
解除を先延ばしにすることもきつい。

最後は自己判断、自己管理となるのだろうけれど、
一人ひとりが政府任せにせず、考え行動していくことが望まれる。

「私は年寄りだから、残されている時間は少ないの。
外出制限なんて、時間を盗まれているわ」
と言い切ってしまえるフランス人は
本当にフランス的だとつくづく思う。

2020年4月17日金曜日

外出制限32日目@ランス、フランス

レストランもバーもカフェも開いていないので、
頼りになるのはお総菜屋さん。

レジの工夫はそれぞれで、
ここはレジとの間に仕切りがある。

「手袋はしていませんが、都度アルコール消毒しています。
カードの機械は、毎回消毒しています」とのこと。
サラダも美味しいお店なので、
安心して買い物できるのが嬉しい。



2020年4月16日木曜日

外出制限31日目@ランス、フランス

今日の散歩は、プラス・ロワイヤル(王家の広場)の
ルイ15世像まで。右後ろに大聖堂も見える。

ルイ15世がランスで戴冠式をした際、
その新しい治世に期待をこめて、
ランスの豪商が寄贈したという。

後ろの建物は県庁。


このルイ15世はシーザーの服装をしている。
表側は王家の紋章。


裏側はランスの紋章。 


ルイ15世の時代からほぼ300年。
200年、300年後、この像をどのような人々が見上げるのだろうか。
この像が変わらずあったとしてだけど。

2020年4月15日水曜日

外出制限30日目@ランス、フランス

犬の散歩に、近くのシャンパーニュ・メゾンを
たどってみた。

しばし外出制限中であることを忘れる。

お城のような建物、シャンパーニュ・ジャカール。

日本にもマニアックなファンの多いクリュッグ。
収穫の季節になると、この門の中の広場に木樽がいっぱいに並べられる。


皇帝のシャンパーニュ、クリスタルで有名なルイ・ロデレール。
時折華やかな催しが行われる。


ロデレールの地下蔵。
一般のビジットも受け入れるマム。

こちらがビジット入り口。
イギリスではパーマーと呼ばれているパルメール。


 とても親切なアンリオ。




ジャカール以外は仕事で何度も行き、
前もよく通るのでなじみ深いが、
今はみんな扉が閉まっている。

20年後も、200年後も、もしかしたら2000年後も
シャンパーニュを楽しむ文化は残っていると嬉しい。
------------------------------------------


ここまで頑張ったご褒美に
今晩はシャンパーニュを飲むことにした。

なんといっても、ここではシャンパーニュは地酒だ。

選んだのは「ジャニソン・バラドン」のグラン・レゼルブ。
深みがあって、しっかりとした味わい。体と心に美味しさが沁みとおる。

シャンパーニュのブドウ畑。だいぶ成熟してきました。

Hautvillersにブドウがどのくらい育ったか見に行ってきました。 区画によりますが、シャルドネは結構育ってきている感じです。 これからの天候によっても変わってくるのだと思いますが、 収穫まであと10日くらいか、 涼しい天気が続くともっと先になるのか。 収穫が近づくと生産者は...