写真は地元紙「ユニオン」の記事から。
2018年から2020年の、それぞれ3月1日から4月6日の期間に亡くなった人の数。
県別に上から医療施設、高齢者施設、家、合計の順だ。.
この表から簡単に何かを論じることはできない。
亡くなった人の数は、去年と比べて多いけれど、
一昨年と比べるとそれほどでもないとか、減っているところもあるとか、
新型コロナで亡くなった人がいる一方で
交通事故で亡くなった人は少なくなっているかもしれないとか、
あれこれ推論はできるけれど、あくまで限定的。
それぞれ県の人口も違えば、
病院の規模や果たす役割も違う。
外出制限が出たのは3月17日以降で、
その影響もどこにどのように表れているのか。
それでもこの表が妙に心を動かされたのは、
ここに数として表れているのは、つい最近まで
今住んでいるところの近くで、生きていた人たちなんだと思ったから。
そして、新型コロナ・ウィルスで亡くなった人もいれば、
やはり外出制限以降減ったという交通事故で助かった命もきっとあって、
運命はわからないものだと緊迫感を持って思ったから。
人生の不思議さ、厳粛さをこの表に見た気がした。
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