2019年春の試飲会2日目午後は、
今年また会場を変えた
BULLES BIO。
その名の通り、ビオの生産者の会。
47もの生産者が参加する人気の試飲会で、
窓のない場所柄、熱気で飽和状態。
足早に数生産者のみ挨拶かねて試飲。
大柄でどこにいても目立つ上、
サービス精神も旺盛なヴァンサン・ラヴァル。
この笑顔だけれど、昨晩から早朝にかけての
ブドウの蕾の氷結が心配とのこと。
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自慢のTシャツなので、もう一枚。 |
セバスチャン・ムゾンも素晴らしい作り手。
Verzy村で栽培の7品種をブレンドしたキュヴェを
2015年から作っている。市場に出るのは2021年予定。
試飲した2018年のヴァンクレールが
シャンパーニュとして
市場に出るのは2024年。
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代替わりがあったGAIFFE-BRUNは
前当主の娘婿ダヴィッドが「僕の最初の子供」と
2016年ピノ・ノワール100%を嬉しそうに紹介してくれた。
ビオ・ディナミを取り入れ、
肥料にハーブティを用い、醸造室にはクラシック音楽を流す。
瓶詰は6月~7月。
醸造所も新しくしたそうで、
これからもっと注目されていくはず。
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ひさびさに試飲したムニエ100%のBENOIT DEHUは
安定した、納得の、美味しさ。
華やかな果実味が口の奥に広がる。
ムニエの赤ワインもいい。
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ビュルビオを早めに引き上げ、
すぐ近くの別会場へ。
ホテルで開かれる、オーブ地区の生産者の会。
今年が初めて。
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ちょうどよい空間に程よい数の生産者。
居心地よさも試飲には大切だ。 |
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ハムやチーズ、アペリティフで参加者を歓迎。 |
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François DILIGENTの兄弟。 一次発酵は14~15℃で何も加えずに自然発酵。 なめらかで多層性もあり、豊かな味わい。 良質のピノ・ブランの使い方がうまい。 ヨード感をうまく良い個性に仕上げている。 |
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二人で写真撮るの、ひさびさよと応じてくれた
C.H.PICONNETのご夫婦。
ピュアで舌触り良く、センスのいい味。
ご主人はスイスの醸造所を卒業。
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BROCARD PIERREのチボー。 (横から出ている手は、 隣のブースのFrançois DILIGENT) |
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ワイン雑誌にも取り上げられた注目の作り手。 |
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同じ区画の中の土壌。 |
上記三生産者の醸造場所を見に、
オーブに行ってみたいと思っている。