初日、午前中はセザンヌ地区の生産者の会。
今年の会場はHOTEL TULIP。
生産者それぞれが他との違いを出そうと
工夫している様子が伝わった。
MARIE COPINETはブドウ畑の土地からとった
土を使った、卵型の土器で発酵・熟成。
5年前から醸造に使い、2018年からは卵型のみ」を使ったキュヴェを作る。 |
秋には、コトー・シャンプノワも。
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セザンヌ地区の中でも南の
DOMINIQUE JARRYは、
ブドウの葉がもう出ているそう。
表面の土は15cmだけ、その下は石灰質。
南向きの傾斜で、収穫が早い。
補糖も濾過もしない、
泡を柔らかく保つため、11℃くらいでの低温発酵。
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G.RICHOMMEは
コトーシャンプノワを
ステンレスタンク、木樽、アンフォラを
1/3ずつに分けて発酵&熟成。
300本だけ秋に製品化予定。
のど越し良く、まろやか。
コトー・シャンプノワはこの瓶になる。 |
トスカーナ産のアンフォラで熟成したシャンパーニュも
2016年から作り、今年秋に市場に出る。
地元紙ユニオンの取材を受けた。 |
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すっきりとエレガントな味わいの
DELONG MALENEは
日本に輸出が決まったそう。
注目されることの少ないセザンヌだけれど、
そして、ランスから1時間半近く、
エペルネからも1時間近くかかるので、
ビジットしづらいけれど、
DOMAINE COLLETのように
日本にファンのいる生産者もある。
セザンヌのシャンパーニュが、
もっと知られるといいなと願っている。
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午後は、「LES PETITES DES VIGNERONS INDEPENDANTS」
3年前は、会場に生産者が40以上、
訪れる人がまばらで、寂しかったけれど、
今年は生産者は30弱、
会場にたくさんの人が集まり、
4回目の成果が感じられた。
マスタークラスも開催。
「4種の岩石の上のシャルドネ」の会に参加。
同じシャルドネでも、土壌によって全く違った味わいになることを 試飲しながら学ぶ。でも、生産者も生産年も違うので、 土質の違いだけを抜き出して感じるのは難しかった。 |
若さを生かし、いろいろなことに挑戦するWILLIAM SAINTOT。 苗木栽培者でもある。 |
元ヴーヴ・クリコ所有のシャトー・ブルソーがある 20haの広大なクロのうち、4haを所有するLE GALLAIS(ル・ガレ)。 お薦めビジット生産者の一つ。 |
これから日本に入りそう、YVELINE PRAT。 木樽を使い、飲み心地がいい。 |
人柄よく、適度に情熱的で、かつ控えめで、
心地よい試飲会でした。
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