2019年4月15日月曜日

2019年「シャンパーニュの春」試飲会2日目

   
2019年春の試飲会2日目午前は
試飲週間で一番美しくオーガナイズされた
MAINS DU TERROIR。

会場はランス市役所。
前の広場は工事中。今年完成予定。
2階に上がる階段も広々と美しい。市役所見学の趣。
試飲会場。市役所の一室。
大好きな生産者の一つ、エリック・ロデス。
ミネラルティが美しく、深みのあるシャルドネのヴァン・クレールが
シャンパーニュになって世に出るのは2035年とか。遠い!
ジャニソンバラドンのヴァンクレールは
ビオに移行1年目のMONTARLOT。
シャンパーニュでは、ビオに移行してから
5年経ってやっと認証がもらえる。
製品になるのがとても楽しみ。
一日だけの試飲会にこんな工夫も
ジャニソン・バラドンの素敵なところ。

アンボネイのPAUL DETHUNEは
オゾンを用いた虫よけ法を今年から取り入れるそう。
うまくいけば全ての細菌類を退治できる。
しかも、ブドウには何も不純物が残らない。
イタリアで成功している方法だけれど、
シャンパーニュではパイオニアになるのかもと。

Le Bout du Clos(クロの端)という名の区画のヴァン・クレール。
どこかで聞いた名前だと思って聞いたら、セロスと同じところでした。
クリュッグの有名な畑「クロ・ド・アンボネイ」の隣の畑。

写真には撮れなかったけれど、ここでエリック・ロデス乱入!
「TASTING OK? ENGLISH OK?」と邪魔して、
マダムに「あっちに行きなさいよ」と追い払われていた。
ロデスさんはアンボネイ村の村長、
ピエール・デチューヌさんが助役で、普段から仲良しなのでした。

7haから5万本の生産量のうち、
フランスにはランスの100本しか売られていないそう。
フランスより、日本で売られる方が素敵だもの、と。
毎年日本に行き、時にはスキーも楽しむとのこと。

ここも大好き、ド・スーザ。
2018のアヴィーズのヴァン・クレールもバランスよく、
なめらかでエレガント。
深みもあって、格別。


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