2020年3月31日火曜日
2020年3月30日月曜日
外出制限14日目@ランス、フランス。「ランス大聖堂」
毎日同じところを散歩していると飽きてくる。
気分転換に、ちょっとだけ朝の犬の散歩の足をのばして
ランス大聖堂まで。
ぎりぎり自宅から散歩許可の範囲内だ。
シラノが小さい頃はよくここに来て、
裏庭で遊ばせていた。
ランス大聖堂は、フランス歴代の王が
戴冠式を上げたことで有名。
ジャンヌ・ダルクがシャルル7世をオルレアンから救い出して
連れてきたのもここだし、
太陽王ルイ14世や16世もここで戴冠式をあげている。
大聖堂の裏側。 |
隣のトー宮殿は、大司教の館で、
戴冠式前の王が準備をしたり、
式後の祝賀パーティをしたところでもある。
現在は博物館になっている。
トー宮殿裏庭と大聖堂。 |
入国制限&外出制限中で、もちろん観光客はいない。
トー宮殿正面。 |
普段は観光客も多く、
クリスマスマーケットや6月のジャンヌ・ダルク祭、音楽祭、
夏やクリスマス前のプロジェクション・マッピングなど
ここでは様々な催しがあり、
ランス市民にとって非常に親しみ深い場所だけれど
ほとんと人影がない。
ランス大聖堂正面。 |
1211年建設開始で、いくつかの火災、
フランス革命や二度の大戦などで
何度も損傷しながら、その度に修復されてきた。
いつもどこかしら修復中の大聖堂。
いつもどこかしら修復中の大聖堂。
20年後も、200年後も、2000年後も
存在し続けて欲しい。
2020年3月29日日曜日
外出制限13日目@ランス、フランス(今日から夏時間)
2020年3月28日土曜日
外出制限12日目@ランス、フランス
昨日は買い物に出たのが閉店間際で、
売り切れていたものが結構あったので、今日は早めに出る。
(ダンスで体が楽になったのか、元気だ)
スーパーの入り口でビニール手袋を配布していた。
昨日はなかったから、新たな措置。
これで素手で商品に触る人がいなくなって安心。
「このシステム素晴らしいわ。写真を撮ってもいい?」と聞いたら、 ポーズを取ってくれた。 |
ついでに犬の散歩。
政令では、散歩は自宅から1㎞以内と決められているのだけれど、
いざとなったら罰金を覚悟で、シラノを走らせることを選んだ。
誰もいないところだから、迷惑もかけないし、
感染の心配もない。
そもそも人がいないところなので、
見とがめられることもなかった。
見とがめられることもなかった。
走ったり、草の上に転がったり、 シラノも、見ている私も満足。 |
夕方、親せきの家に買い物を届けたら、
プレゼントをくれた。
シャンパーニュのブドウを使った
甘いお酒、「ラタフィア」。
夫の祖母のいる介護施設で、
新型コロナウィルスの感染者が出たそうだ。
心配ではあるけれど、何もできない。
101歳で感染して、治ったという人もいるし、
無事を祈るしかない。
困難やいつもと違う事態に会うと、
人は工夫し、よりたくましくなる。
20年後、私はどんなたくましさを身に着けているのだろうか。
困難やいつもと違う事態に会うと、
人は工夫し、よりたくましくなる。
20年後、私はどんなたくましさを身に着けているのだろうか。
2020年3月27日金曜日
外出制限11日目@ランス、フランス。
外出制限中とは思えないほど、充実した一日。
07:30 起床
08:00 昨日作ったパンで朝食。
オムレツ、マッシュルームのバター焼き、オレンジ、ミルクティー付き。
09:00 洗濯。片づけ。
新たにパンを焼く。
10:00 オンラインでズンバのレッスン~11:00
楽しい!気持ちいい!弾む!
11:15~犬の散歩。
12:15 焼きたてパンとサラダのランチ。
昨日入手した小麦粉を使い、 はじめて、普通の強力粉だけで作った。中が白い! |
13:00 オンラインで原発についてのレクチャーを受ける。~14:30
バスタイム。昼寝。読書など。
17:30 我が家と親せきと二軒分の買い物&お届け。~19:30
20:00 夕食(玄米おかゆ、白身魚、人参のサラダ)
21:00 犬の散歩。
21:40 ブログを読む。
22:30 ブログを書く。
リビングの一角。 足音が下に響かないように、 ヨガマットの上で踊った。 |
いつものパターンだと、明日は疲れてだらだら過ごすことになるが、どうだろう。
20年後、200年後の人たちは、
原発に代わる良いエネルギーを開発しているだろうか。
2000年後、人類はどのように存在しているだろうか。
2020年3月26日木曜日
外出制限10日目@ランス、フランス
街から小麦粉が消えてしまったので
今日はちょっと離れた大きなスーパーへ向かったところ、
午後のいい時間だったせいか、長い行列。
見るなりあきらめて中くらいの系列店へ行くと、
数は少ないものの、小麦粉ありました。
早速、普通の強力粉だけのパンを焼く。
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夕方はいつも通り、犬の散歩。
人通りは少ないけれど、街並みはいつも通り美しくて、
なんだか安心する。
夕方はいつも通り、犬の散歩。
人通りは少ないけれど、街並みはいつも通り美しくて、
なんだか安心する。
2020年3月25日水曜日
外出制限9日目@ランス、フランス
2020年3月24日火曜日
外出制限8日目@ランス、フランス
「パンがなければ、ブリオッシュを食べればいいのに」
と言ったのは、フランス革命時のマリー・アントワネットとも、
もっと前の時代の王妃とも言われているけれど、
まさか自分がそれを実践する日が来るとは。
ランスでは、小麦粉が店頭から消え失せた。
古代麦や米粉、全粒粉など
店にわずかに残っていた粉を合わせて
数回作ったけれど、
たまには軽い食感のパンも食べたい。
そこでブリオッシュを作る。
マシンを買って以来、白い小麦に出会っていないので、
このマシンでパンがちゃんと膨らむのかさへ知らずにいる。
黒い系のパンとは違い、ふかふかにふくらんでいる。 |
外はサクサク中はふわふわ。 |
こんなシンプルなランチも、ちょっとリッチに。 |
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このスライサー、なんでもっと早く買わなかったんだろう。 |
上手くスライスするこつは、肉の半解凍。 |
薄さも料理に合わせて調節できる。 |
ほぼ2kg分の肉をスライスした。
これで当分安心。
20年後、200年後の人たちは、
どんな食事の工夫をしているだろうか。
2020年3月23日月曜日
外出制限7日目@ランス、フランス
土日の二日間、家からまったく出ずに過ごしたので、
今日は外出&買い物意欲でいっぱい。
復活祭まで3週間もあるけれど、
卵型のチョコレートが店頭に並んでいた。
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ランチは豚の生姜焼き。
薄切り肉が我が家の食卓に登場するようになったのは、
つい最近のこと。
私がたぶん今世界で一番、献立を決めるのに影響を受けている
友人ヒロミさんが先に電動スライサーを買って、
マシン持参で遊びに来てくれて以来だ。
感動のあまりその晩同じマシンを購入。
ドイツのアマゾンから届いたマシンは
使い勝手良く、かさばらず、
私の食生活は一変した。
20年後には、フランスでも
薄切り肉が売られているだろうか。
2020年3月22日日曜日
外出制限6日目@ランス、フランス
感染のニュースを見たり聞いたりしていると
つい気が重くなってしまうけれど、
フランスにも春は来ている。
化粧品会社が化粧品の代わりに、手の消毒薬を詰めて病院に配布したり、
フランス人の中にもたくましくこの状況を乗り切ろうとしている人たちもいる。
マルセイユの大学病院研究所では、
クロロキン(Chloroquine)という
マラリアや関節炎の治療薬と抗生物質を合わせると
新型コロナウィルスに効果があると発表し
臨床試験段階に入っているそうだ。
2年後、20年後になったら、
今年の春を、人々はどんな風に思い出すだろうか。
2020年3月21日土曜日
外出制限5日目@ランス、フランス
2020年3月20日金曜日
外出制限4日目@ランス、フランス
2020年3月19日木曜日
外出制限3日目@ランス、フランス
外出許可証の日付だけ今日に変えて、
犬の散歩を兼ねて
車で生鮮食品を買いに行く。
普段は人や車の多い道も、閑散としている。
トラムウェイも通るアヴェニュー・ローン。 車も人もいない。 |
買い物する前に犬を外へ。 |
Grand Fraisという生鮮食品店は、
日本のスーパーのように品物がきれいに並んでいるので
気に入ってほぼ毎週行っている。
今日は入店制限をしていた。
一度に店内に入れるのは20組まで。
感染しない、媒介しない為に、
私もマスクとビニール手袋を身に着けて店内へ。
入店を待つ列。 5分も並べば入れる。 |
普段通り、充実した品揃え。
レジも並ばないので、
むしろいつもより快適な買い物だった。
20年後、200年後も
スーパーマーケットは存在しているだろうか。
20年後、200年後も
スーパーマーケットは存在しているだろうか。
2020年3月18日水曜日
外出制限2日目@ランス、フランス
2020年3月17日火曜日
外出制限1日目@ランス、フランス
今日から、フランス全土で外出制限が出された。
昨夜発表され、今日の正午から施行と急だ。
外出できるのは、在宅勤務が不可能な仕事、最低限必要な買い物、健康上の理由、
身近な家族や弱者、子供の保護、
犬の散歩や個人での運動など自宅近辺での短い時間など限られた場合のみ。
外出時には「例外的移動証明書」を携帯し、違反者には罰金が科せられる。
昨日からすべての学校が休み、レストランやカフェ、商業店舗、ホテルなども閉まることになった。
今、開店できるのは、食料品店、薬局、スーパーなどだけ。
何となく不自由だけれど、こうなると生活がシンプルになり、本当に必要なものが見えてくる気がする。
今朝は、車でシラノを連れてモンターニュ・ド・ランスへ行ってきた。
自然が近いのが有難い。
パリでは、水、スパゲッティ、小麦粉、トイレットペーパーなどが品薄で、
つかみ合いの喧嘩になったりもしているようだけれど、
ランスは物資も豊富にあり、今のところのんびりしている。
夫は4月末まで在宅で仕事をすることになった。
私は仕事が減った分、普段できないことができている。
20年後、200年後、この一連の騒動が
どのように見られるのか、興味深い。
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