2017年5月16日火曜日

もうすぐお祭り。グローヴ --コート・デ・ブランの西側--


7月1日(土)、2日(日)にグローブ村で開催される
シャンパーニュの祭りを紹介したいと
主催者から連絡があった。

コート・デ・ブランの西側はあまり行ったことがない。
主催者のパトリック・ティスラン氏に案内され
2つの生産者を訪問。

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まずはマンシー村のマントー・リヴィエール。
ピノ・ムニエ80%の6haを所有。

5月ながら25℃を越す日だった。
ちょうど瓶に詰める作業の途中。

 


総勢20名くらいで、作業を進めていく。


オーナーのド三ニック。
ラフな部分とすごくこだわりのある部分と併せ持つ面白い人。
古い畑は1951年植樹。


ボトルの写真を撮り忘れたけれど、

2005年のCuvée Villeilles Vignes Blanc de Noirs を試飲させてくださる。
ムニエ100%、ノンドゼのこだわりの作。


ロゼはセニエもアサンブラージュも。いろいろ賞をもらっている。

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次に、グローヴ村のユーグ・ポピュリュスへ。
この辺りも、4月の霜の影響を受けた。


シャンパーニュ唯一の樽職人、
「ジェローム・ヴィアー」の樽を2002年からを使用。
それ以前はブルゴーニュから仕入れていた。
樽によって、ワインの味は個性が出るので、
いくつかの樽からブレンドする。

ドザージュ用の門出のリキュール。

先代が掘ったカーヴ。

特別キュヴェには、二次発酵にコルク栓を用いる(通常はいわゆる王冠)。
なんと、デゴルジュマンはすべて、1本ずつの手作業。
その後のドザージュもこんなにかわいい道具で。




家のすぐ上がブドウ畑。
テラス・シャンしながら作業が見られる。
上の方でオーナーが仕事中。

古い圧搾機の底の木から作ったテーブルとベンチ。
後方はマダムと案内してくださったパトリック。

ベンチの側部。下の溝が果汁の通り道だったところ。

試飲させてくださったキュヴェ「Singulièreサンギュリエール」。
樽発酵、コルク栓での熟成による「うちの大事な子」

畑の一部で苗木も作っている。

コート・デ・ブランの西側はあまり知らなかったけれど、
今回の二つの生産者はそれぞれこだわりがあって、
いいシャンパーニュを造っている。

毎回発見があって、それぞれ違いがある。
そこがシャンパーニュの好きなところ。

グローヴ村のお祭りの詳細は、ブログとFBで。
https://cefgrauvesmancy.blogspot.fr/
https://www.facebook.com/CEFGRAUVESMANCY/?fref=ts

グラスづくりや樽職人ジェローム・ヴィアーの実演始め、
アーティスト、アルティザンの作品展示もあるそう。



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