7月1日(土)、2日(日)にグローブ村で開催される
シャンパーニュの祭りを紹介したいと
主催者から連絡があった。
コート・デ・ブランの西側はあまり行ったことがない。
主催者のパトリック・ティスラン氏に案内され
2つの生産者を訪問。
まずはマンシー村のマントー・リヴィエール。
ピノ・ムニエ80%の6haを所有。
5月ながら25℃を越す日だった。 |
ちょうど瓶に詰める作業の途中。
総勢20名くらいで、作業を進めていく。
オーナーのド三ニック。 ラフな部分とすごくこだわりのある部分と併せ持つ面白い人。 |
古い畑は1951年植樹。
ボトルの写真を撮り忘れたけれど、
2005年のCuvée Villeilles Vignes Blanc de Noirs を試飲させてくださる。
ムニエ100%、ノンドゼのこだわりの作。
ロゼはセニエもアサンブラージュも。いろいろ賞をもらっている。 |
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次に、グローヴ村のユーグ・ポピュリュスへ。
この辺りも、4月の霜の影響を受けた。
シャンパーニュ唯一の樽職人、 「ジェローム・ヴィアー」の樽を2002年からを使用。 それ以前はブルゴーニュから仕入れていた。 |
樽によって、ワインの味は個性が出るので、
いくつかの樽からブレンドする。
ドザージュ用の門出のリキュール。 |
先代が掘ったカーヴ。 |
特別キュヴェには、二次発酵にコルク栓を用いる(通常はいわゆる王冠)。 |
なんと、デゴルジュマンはすべて、1本ずつの手作業。
その後のドザージュもこんなにかわいい道具で。
家のすぐ上がブドウ畑。
テラス・シャンしながら作業が見られる。
上の方でオーナーが仕事中。
古い圧搾機の底の木から作ったテーブルとベンチ。 後方はマダムと案内してくださったパトリック。 |
ベンチの側部。下の溝が果汁の通り道だったところ。 |
試飲させてくださったキュヴェ「Singulièreサンギュリエール」。 樽発酵、コルク栓での熟成による「うちの大事な子」 |
畑の一部で苗木も作っている。 |
コート・デ・ブランの西側はあまり知らなかったけれど、
今回の二つの生産者はそれぞれこだわりがあって、
いいシャンパーニュを造っている。
毎回発見があって、それぞれ違いがある。
そこがシャンパーニュの好きなところ。
グローヴ村のお祭りの詳細は、ブログとFBで。
https://cefgrauvesmancy.blogspot.fr/
https://www.facebook.com/CEFGRAUVESMANCY/?fref=ts
グラスづくりや樽職人ジェローム・ヴィアーの実演始め、
アーティスト、アルティザンの作品展示もあるそう。
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