2021年3月20日土曜日

映画「わたしは確信する」を観て思ったこと。

 原題は「Une intime cinviction」
「良心に基づく内なる確信」という意味。

重罪裁判の陪審員たちが、評決を出す前に
「あなたには良心に基づく内なる確信がありますか?」と
問われる一文から来ている。

映画は、ある日突然姿が消えた女性を殺した罪に問われている
夫である大学教授の裁判を巡る。

陪審員たちの内なる確信は何を元に得られるのかが
主題になっている。

裁判で大活躍する弁護士のモデルになった人物が
フランスの現法務大臣なので、
この人物に焦点があたりやすいけれど、
主人公はその弁護士に被告の弁護を勧め、
莫大な時間を費やして協力する女性ノラ。

たとえ報われなくても、社会的に評価を受けなくても、
真実に気が付いて「わたしが引き受ける」という人が
世界には必要なのだと思う。




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