ビオ生産者の訪問第二段。
ビオ・ディナミのシャンパーニュ生産者として名が知られるブノワ・マルゲ。
でも彼のこだわりはそこにとどまらない。
「ビオ・ディナミは手段の一つに過ぎない。出来得る限りの試みをして
より良いシャンパーニュを創りたいんだ」と。
彼はワインが過ごす醸造所の空気、自分のエネルギーにも
心を配っている。
今まで見たことがないほど、
すべてが美しく整えられている醸造所。
彼の話し方に、こちらのリズムが心地よく
調律されるような感覚になりながら
醸造室へ。
ブノワの「禅」的な雰囲気は
醸造室にも隅々にまで行きわたっています。
すべてが美しく整えられている醸造所。
メゾンの入口。 |
お辞儀をした仏さまのお出迎え。 |
中庭。扉の向こうがレセプション&試飲用サロン。 |
調律されるような感覚になりながら
醸造室へ。
整然とバランスよく並べられた醸造樽。 |
醸造室にも隅々にまで行きわたっています。
醸造中のワインに「僕の気が向いた時だけ」聞かせる響き。
「同じワインでも世話をする人によって味が変わるんだよ」
とエネルギーの大切さについて語る。卵型の醸造樽。この形のお蔭でワインに循環が生まれる。 ブノワの選択はここでも木の樽。 「樽発酵のワインは、ステンレス他のタンク発酵のものより強い」と。 |
階段を降り、カーヴへ。
ブノワが「ここにいることが本当に大好き」というカーヴ。 |
カーブのブノワ。興味あることを次々に真摯に語る。 ブノワの興味はアロマテラピー、ホメオパシー、フィトテラピーなど 多岐にわたる。 |
「次に来るときは長靴を別に持って来てね。 馬もいる畑に案内するよ」と。 レセプションに戻る。 |
それぞれのキュヴェとその土壌がこのように示されています。 |
畑に使うハーブその他。 リュバーブの根、グレープフルーツの種のエキス、酒石酸、、、。 |
一回目はここで時間切れ、試飲は後日ということに。
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で、その後日。
二本目、「ELEMENTS 11」。
「僕はきりっとしたワインが好きだ」というブノワらしさが際立つ。 |
3本目にAmboniacus 2009。
この後、2010(6か月後にリリース予定)、
サピエンス、
ブラン・ド・ノワールなどをゆっくり試飲。
ワインに集中したくて写真は中断。
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ブノワの前回の話から、
ある本を思い出し持参したら、さすが、
「ああ、これ素晴らしいよね!もちろん知っているよ」と。
江本勝さんの「結晶物語」。
ドザージュ0。 |
サピエンス、
ブラン・ド・ノワールなどをゆっくり試飲。
ワインに集中したくて写真は中断。
Sapience(訪問一回目に撮影分)。 細胞に染みわたり、心の奥深くの何かに触れた。 不覚にも涙が出そうになった。 J'ai failli avoir les larmes au yeux. Cette cuvée m'a touché au fond du cœur. |
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ブノワの前回の話から、
ある本を思い出し持参したら、さすが、
「ああ、これ素晴らしいよね!もちろん知っているよ」と。
江本勝さんの「結晶物語」。
「この方の本にも影響を受けた。
フランスにも2度位いらしたよね。
残念ながら、去年亡くなってしまった」とかなり詳しい。
言葉や音楽によって水が影響を受け、結晶の形が変わる。
言葉とその結晶の写真が載っていて興味深い。
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最後に、シラノ
と写真を撮らせてもらう。
「動物のエネルギーは、とても大切だ」というブノワ。
彼も犬や猫を飼っている。
そして、馬は彼の畑の大切なパートナー。
シャンパーニュ・ゴールデン・レトリバーと 勝手に犬種名をつけているシラノ。 |
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