「マイイ・グランクリュ」は、生産者組合ブランド。
1929年、それまで大手メゾンにブドウを提供していた生産者たちが
自分達でシャンパーニュを造ろうと組合を設立。
硝子張りの建物。 25生産者、70ha(36Lieux Dits、480区画)のブドウ畑のシャンパーニュ、年間約50万本を醸造する。 |
建物の裏側。収穫時期、ブドウが運ばれてきている。 |
環境に配慮するブランドに与えられる認証、 HVE(農業省)とViticulture Durable(シャンパーニュ)を受けている畑。 |
マイイ・シャンパーニュの畑の特徴の一つは、
東西南北すべての傾斜があること。
この特色は、他にはアイだけだそう。
もう一つの特徴は石灰質が表面に近い土壌。
マイイの全ての小道は白いと言われる所以。
代表、グザヴィエ・ミュレ氏。 生産者でもあり、この朝も畑で働いてきた。 「一番いい区画はどこですか?とよく聞かれるんだけど、 毎年気候条件によって変わるんだよ」と。 |
生産者の必需品、糖度を図る機械。 実際にブドウを手で絞って、図って見せてくれた。 12.2度。 |
除虫剤は使わず、蝶のメスのホルモンを使って
オスが混乱し授粉できないようにする。
4月のある午前中、半日で マイイ・シャンパーニュの280haすべての畑につけるそう。 収穫後に業者が回収。 (写真を撮り忘れたため この写真だけ他の生産者で撮ったもの) |
除草は鍬を使い、一部草を残す。
硝子張りの素敵な入口も今は収穫中で作業が優先。 |
圧搾の度に水で清掃される。 |
それぞれに特色ある区画。
後ろ姿は、熱心に各リュー・ディの説明をする
醸造長のセバスチャン・モンキュイ氏。
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上の地図の拡大版。Lieux Ditsの名前が記されている。 |
活躍中の圧搾機。 ピノ・ノワールはポリフェノールが多すぎないためにも、 搾り過ぎてはいけないそう。 風味が損なわれてしまう。 |
Lieux Dits(リュー・ディ)毎に圧搾、醸造される。 |
タンクにLieux Ditsの場所を示す地図が貼られている。 |
長期熟成に向くよい区画の果汁は樽発酵・熟成。 |
2017年からはシャンパーニュ唯一の樽職人、
ジェローム・ヴィアーの樽も使用する予定。
地下19m、全長1kmのカーヴ。 1929年から65年にかけて掘られた。 外で働くのが大変な冬に、掘る作業をしたという。 |
創業者の一人の名前が冠されるカーヴの一区画。 |
地方紙「UNION」の取材チームも同行、 その写真向けにポーズ中。 左から、代表グザヴィエ・ミュレ氏、 ジェネラル・マネージャのジャン・フランソワ・プレオ氏、 醸造責任者セバスチャン・モンキュイ氏。 |
合計2百万本が眠る。 |
外に出ると夕映えのブドウ畑。 |
2007年を試飲の後、この二つのヴィンテージ。 |
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