2020年12月8日火曜日

1か月以上いなかったので。

今回1か月以上日本に滞在し、

会いたい人たちにも会えたし、

いろんなことができたし、

夫も大歓迎してくれたし、

いいことづくめのようですが、

帰って来て重大な問題に直面。


シラノの様子がおかしいのです。

表情が硬い。笑顔が減っている。私に心を開いてない?


 もともと、日本に帰るたび、というより

日本からフランスに戻ってくるたび、

ちょっとそういうところはあるのです。


帰ってくると、若干顔がかわいくなくなっている。

触り具合もよくなくなっている。


私の留守中は夫の両親に預け、

毎日のお散歩に連れて行ってもらっているし、

週末は夫がじっくりつきあっています。

ちゃんと面倒見てもらっているのです。

でも、何か違う。


たぶん撫でる回数が違うから、毛並みが違ってしまう。

話しかける回数が違うから、表情が違ってしまう。

今回はとりわけ長かったので、

寂しい思いもしたんだなあと心が痛みました。


初日、顔を見た時は一瞬すごく喜んだようだったようなのに、

そのあと明らかに表情が硬い。すねてる?怒ってる?

私が話しかけても、あからさまに夫についてまわる。

不機嫌そうではないのですが、

「この人に心を開いては危険だぞ」という不信感がある感じ。


いつもより長く留守をしたのだから、

いつもより回復に時間がかかるのは仕方がありません。

早く笑顔が戻るといいなあ。前みたいに表情豊かになるといいなあ。

次はもっと早く帰ってこないとなあ。


土曜日、なるべく撫でて、抱きしめて、一緒にいました。

ブラシをかけてみました。

触り心地はよくなったけれど、表情はいつもと全然違う。


日曜日、一日家でごろごろしていたいところでしたが、

午後の散歩に一緒に行きました。

夫がいるので、まだ私とは心の距離を取ってる様子。


月曜日、夫は出勤。一日、一緒に過ごしました。

朝晩の散歩に行きました。

広い原っぱを走って転がってみたりして喜んでいるはずなのに、

表情が今一つほぐれない。

まだよそよそしいですが、

できるだけ抱きしめ、撫でて、関係修復に努めます。


でも夫がいる方が笑うし、写真を撮る時も夫を見ている。


火曜日、今朝は一緒に大聖堂に行きました。


歩きながら見ると、だいぶ表情が緩んでいます。

日常が戻ったことがわかったかな?


午後、ピアノを弾いているとすぐそばにきました。



普段ピアノを弾く時はちょっと遠くから見ているので、

シラノからも距離を縮めようとしてくれているのかもしれません。

この分だと今週中にはもとに戻るかも!


犬の心が重大な問題点だなんて、

私の日常は相当平穏で、平凡だなと思います。

でも、シラノとの生活は愛しい思いがいっぱいで、

そんな平凡な日常が幸せなのだと思うのです。


0 件のコメント:

コメントを投稿

シャンパーニュのブドウ畑。だいぶ成熟してきました。

Hautvillersにブドウがどのくらい育ったか見に行ってきました。 区画によりますが、シャルドネは結構育ってきている感じです。 これからの天候によっても変わってくるのだと思いますが、 収穫まであと10日くらいか、 涼しい天気が続くともっと先になるのか。 収穫が近づくと生産者は...