2020年11月12日木曜日

チェーホフ

 オンラインイベントでチェーホフについて少しだけ語った。

チェーホフはロシアの作家、劇作家で医師。

勤勉な人で、結核に苦しみ、44歳で亡くなった。

チェーホフの小説や戯曲は

医師としての人々の観察に基づいていて、

余計な装飾がなく、人生や人というものを浮き彫りにしている。


「かもめ」「ワーニャ叔父さん」

「三人姉妹」「桜の園」が四大戯曲として知られている。

現代演劇の父とも言える人で、

現在の自然な演技というものは、もともとチェーホフの戯曲が

自然さを求めたために生まれたと言われる。


私の人生は、チェーホフに多分に影響を受けている。

作品をたくさん読んだというだけでなく、

まだ演劇をしていたころ「桜の園」に出演したことがあって、

その中で自分は村ごと貧困などという、広範囲の貧困を知らないことに気づき、

現代だったらそれはどこだろうと考えた結果

アフリカだろうと思って知りたくて行ってしまった。

そして3年もそこで過ごすことになった。


今でもチェーホフは好きで、

心の中で劇中の場面を振り返ることがよくある。

チェーホフの戯曲を読み合う会を

開きたいと思っている。


0 件のコメント:

コメントを投稿

シャンパーニュのブドウ畑。だいぶ成熟してきました。

Hautvillersにブドウがどのくらい育ったか見に行ってきました。 区画によりますが、シャルドネは結構育ってきている感じです。 これからの天候によっても変わってくるのだと思いますが、 収穫まであと10日くらいか、 涼しい天気が続くともっと先になるのか。 収穫が近づくと生産者は...