実家でネットの契約を切り替え、
新しい担当の方が今日、高齢の親の代わりに
娘である私への説明のために家に来てくださった。
料金、対応など日本とフランスではかなり違うため、
ここに記しておこうと思います。
料金はフランスの方が圧倒的に安い。
TV、インターネット、固定電話のまあまあ良い契約で
月々4800円ほど。
この中には日本を含め世界の多くの国への無料通話が含まれる。
フランスから日本の実家に何度、何時間かけようと追加料金はかからない。
携帯電話&スマートフォンに関しては月に1800円ほどで、
同じく日本の固定電話への通話は料金内。
メールもデータ通信もフランスにいる限りは
追加料金はなし。
両親の安くなったというネット(+テレビ、電話)の契約料金を見ても
その上に通話料あるいはかけ放題プラン料金がかかると知れば
ものすごく高く感じるし、
契約するかもしれないスマートフォンの料金を見てもびっくりする。
でも、安いからといってフランスがパラダイスでないことは
身に染みてわかっている。
サービスの面では、日本が圧倒的に良いのです。
フランスでは都市部以外では
携帯がつながらないところが多くあるし、
説明のために自宅に誰かが来てくれることなんてありえない。
切り替えの工事の日だって、工事する人の都合で決められ、
当日になってやっぱり無理だったと来ないこともある。
向こうの都合で来なかったのに、その翌日は仕事で家にいられないと言ったら
勝手に契約ごとキャンセルされて、
キャンセル料を取られそうになったという話さへある。
わからないことがあっても、それは自分の問題だから、
なかなかつながらない電話をかけたり、
契約店に自分で出向くか、
親戚や知り合いの誰かが詳しくないか探し出し、
自分でなんとかするしかない。
それでもフランス人は、それが当然と思っているばかりか、
アフリカなど貧しい国ではもっとひどい状況なのだから、
自分たちの国は結構うまくいっていると思ってさへいる。
どちらがいいというのは、好みや慣れによることろが多いけれど、
自分の国のあたりまえが当たり前ではないことを知るのは
それを考えるだけでもいい経験だと思っている。
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